1年高値7,040 円
1年安値4,200 円
出来高600 株
市場ジャスダック
業種建設業
会計日本
EV/EBITDAN/A
PBR0.5 倍
PSR・会予0.2 倍
ROA6.3 %
ROIC10.1 %
β0.75
決算3月末
設立日1960/10/1
上場日1995/8/2
配当・会予250 円
配当性向21.9 %
PEGレシオ-0.3 倍
売上高(百万円)&収益性(%)
売上5y CAGR・予想:-0.2 %
利益(百万円)
営利5y CAGR・予想:-10.8 %
純利5y CAGR・予想:-10.3 %
EPS(円) BPS(円)
配当(円)
健全性(%、倍)
セグメント別売上
セグメント別営業利益
セグメント別利益率
会社の詳細

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社) は、常磐開発㈱(当社)及び連結子会社である㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム、㈱地質基礎、㈱茨城サービスエンジニアリング、㈱常磐エンジニアリングにより構成されております。

 当社グループが営んでいる事業内容は、建築事業、土木緑地事業、環境関連事業、不動産事業並びにその他事業であり、建設工事に係る設計・施工、環境関連事業に係る測定分析、不動産事業に係る不動産の販売・仲介等の事業活動を展開しております。

 事業内容と当社及び関係会社の当該事業における位置づけ並びにセグメントとの関連は同一であり、次のとおりであります。

建築事業

:当社は建築並びにこれらに関連する事業を行ない、建設工事の施工の一部を㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム、㈱地質基礎、㈱茨城サービスエンジニアリング、㈱常磐エンジニアリングに発注しております。

土木緑地事業

:当社は土木・緑地並びにこれらに関連する事業を行ない、建設工事の施工の一部を㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム、㈱地質基礎、㈱茨城サービスエンジニアリング、㈱常磐エンジニアリングに発注しております。

環境関連事業

:当社は各種環境関連測定分析試験等に関連する事業を行ない、㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム、㈱地質基礎が発注する分析試験等を請負っております。

不動産事業

:当社は造成した宅地を㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムを通じて分譲販売等を中心に事業活動を行なっております。

その他事業

:当社は㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムに施設等の警備を委託しております。

上記の状況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。

 

(画像は省略されました)

関係会社は次のとおりであります。

連結子会社:

㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム

電気設備、電気通信設備、消防用設備、機械器具、空調設備、配管工事の設計・施工・修理及び機器の販売、機械器具・設備等の賃貸の斡旋

警備保障事業、ビル管理保全事業、防犯・防災機器器具の販売

建築、外構、造園工事の設計・監理・施工並びに請負業、建築物のリ フォーム請負業、不動産の売買・賃貸借・管理・仲介等の取引に関する業務

㈱地質基礎

地質・橋梁・道路構造物等の調査、測量、設計、建設コンサルタント業務の請負、とび、土工、コンクリート工事、管工事、さく井工事、水道施設工事、土木一式工事の設計・監理・施工並びに請負

 

㈱茨城サービスエンジニアリング

電気通信、電気設備、土木、建築工事の設計・監理・施工並びに請負、建設工事用防水剤(シーリング剤)の充填業務、発電設備の保守管理業務、建築機器の販売

 

㈱常磐エンジニアリング

荷役運搬設備、自動制御機械等の設計・製造・販売、機械器具設置・鋼構造物・管工事の設計・監理・施工並びに請負

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー

(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①  財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国の経済は、堅調な企業収益や雇用環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調が見られたものの、終盤は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、急速に悪化し極めて厳しい状況で推移いたしました。

当社グループと関係が深い建設業界では、依然として建設資機材価格と労働者不足による労務費の高止まりの状況が続いており、東北地方におきましては、震災から9年が経過し、公共建設投資は大幅な減少傾向にあり、民間設備投資や住宅投資も低迷するなど厳しい受注環境で推移いたしました。

このような環境下で当社グループは、第10次中期経営計画に基づいた経営方針のもと、経営基盤の更なる強化を図り、地域創生のために貢献すべく、総力を挙げて業務に取り組んで参りました。

この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態

 当連結会計年度末の資産合計は、180億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ97百万円増加いたしました。主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等4億7百万円、投資有価証券2億19百万円等の減少に対して、現金預金3億12百万円、その他流動資産3億96百万円等の増加によるものであります。

 当連結会計年度末の負債合計は、84億52百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億11百万円減少いたしました。主な要因は、未成工事受入金3億59百万円、その他流動負債3億27百万円の増加に対して、支払手形・工事未払金等9億9百万円、短期借入金1億34百万円、1年内返済予定の長期借入金54百万円、長期借入金77百万円等の減少によるものであります。

 当連結会計年度末の純資産合計は、95億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億8百万円増加いたしました。主な要因は、その他有価証券評価差額金1億44百万円等の減少に対して、利益剰余金7億96百万円の増加によるものであります。

 

b.経営成績

 当連結会計年度の経営成績は、受注高170億4百万円(前年同期比 0.5%減)、売上高180億14百万円(前年同期比 5.3%減)、繰越高78億52百万円(前年同期比 11.4%減)となりました。

 利益につきましては、営業利益は、15億40百万円(前年同期比 9.7%減)、経常利益は、15億54百万円(前年同期比 11.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、10億3百万円(前年同期比 12.3%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

 

ア.建築事業

建築事業におきましては、震災復興需要の終息に伴い公共投資が減少傾向を辿る中、厳しい受注競争の結果、エリア戦略により、大型官庁工事を受注することができました。また、当社グループの総合力で、子会社からの情報による大型民間工事を受注することができ、受注増となりました。売上高は、主に大型・公共工事の減少により減少、利益についても、売上高の減少に伴い減少しました。

以上の結果、受注高は、113億66百万円(前年同期比 4.6%増)、売上高は、115億27百万円(前年同期比4.7%減)、繰越高は、51億83百万円(前年同期比 3.0%減)となりました。営業利益は、12億23百万円(前年同期比 14.8%減)となりました。

 

イ.土木緑地事業

土木緑地事業におきましては、大型公共投資の減少に加え、配置技術者不足等により、受注高、売上高ともに減少しましたが、原価低減により、利益は増加しました。

以上の結果、受注高は、36億31百万円(前年同期比 13.7%減)、売上高は、44億80百万円(前年同期比 8.6%減)、繰越高は、26億68百万円(前年同期比 24.1%減)となりました。営業利益は、6億53百万円(前年同期比 16.4%増)となりました。

 

 

ウ.環境関連事業

環境関連事業におきましては、前年度に引き続き、除染関係管理業務の縮小により、受注額が前連結会計年度に比べて減少したことが要因となり、売上高、利益ともに減少しました。

以上の結果、受注高は、9億10百万円(前年同期比 14.8%減)、売上高は、9億10百万円(前年同期比 16.1%減)となりました。営業利益は、2億45百万円(前年同期比 18.6%減)となりました。

 

エ.不動産事業

不動産事業におきましては、宅地及び建売住宅の販売額が増加したことに加え、土地仲介等により、売上、利益ともに増加しました。

以上の結果、受注高及び売上高は、1億14百万円(前年同期比 25.4%増)となり、営業利益は、13百万円(前年同期は営業損失 5百万円)となりました。

 

オ.その他事業

その他事業におきましては、主に、子会社の物品販売等により、売上高、利益ともに増加しました。

以上の結果、受注高及び売上高は、9億81百万円(前年同期比 14.0%増)となり、営業利益は、82百万円(前年同期比 41.3%増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動により得られた資金8億98百万円、投資活動により使用した資金91百万円、財務活動により使用した資金4億94百万円の結果、前連結会計年度末に比べ3億12百万円増加し、59億46百万円(前年同期比 5.6%増)となりました。

 

各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、8億98百万円(前年同期比 32.2%増)となりました。これは主に、仕入債務の減少額8億97百万円、法人税等の支払額5億60百万円、未収入金の増加額2億42百万円等の減少要因に対して、税金等調整前当期純利益15億8百万円、売上債権の減少額4億7百万円、未成工事受入金の増加額3億59百万円、その他の流動負債の増加額2億77百万円等の増加要因によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、91百万円(前年同期 83百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出73百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円等の減少要因によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、4億94百万円(前年同期比 17.0%増)となりました。これは主に、短期借入金純減額1億34百万円、長期借入金の返済による支出1億32百万円、配当金の支払額2億11百万円等の減少要因によるものであります。

 

 

③ 施工、受注及び売上の実績

 

a.施工実績

 当連結会計年度の施工実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

(百万円)

前年同期比

(%)

建築事業

11,802

97.8

土木緑地事業

4,566

93.2

環境関連事業

910

84.8

不動産事業

114

125.4

その他事業

981

114.0

合 計

18,376

96.8

  (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

b.受注実績

 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高

(百万円)

前年同期比

(%)

受注残高

(百万円)

前年同期比

(%)

建築事業

11,366

104.6

5,183

97.0

土木緑地事業

3,631

86.3

2,668

75.9

環境関連事業

910

85.2

不動産事業

114

125.4

その他事業

981

114.0

合計

17,004

99.5

7,852

88.6

  (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

c.売上実績

 当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

(百万円)

前年同期比

(%)

建築事業

11,527

95.3

土木緑地事業

4,480

91.4

環境関連事業

910

83.9

不動産事業

114

125.4

その他事業

981

114.0

合 計

18,014

94.7

 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

2.最近2連結会計年度において売上高に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

福島県

3,139

16.5

2,870

15.9

常磐共同火力株式会社

2,816

14.8

1,830

10.2

いわき市

2,038

10.7

3.当連結会計年度において、いわき市の総売上実績に対する割合は100分の10未満であるため、記載を省略しております。

4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。

完成工事高における受注工事高及び施工高の実績

a.受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高

第75期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)              (単位:百万円)

工事別

前期繰越工事高

当期受注工事高

当期完成工事高

次期繰越工事高

当期施工高

手持工事高

うち施工高

 

 

 

 

 

 

 

 

建築

2,413

4,245

6,659

4,515

2,144

1.1

23

4,517

土木

3,869

2,900

6,769

3,482

3,287

0.1

1

3,483

6,283

7,145

13,429

7,997

5,431

0.5

25

8,001

 

第76期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)              (単位:百万円)

工事別

前期繰越工事高

当期受注工事高

当期完成工事高

次期繰越工事高

当期施工高

手持工事高

うち施工高

 

 

 

 

 

 

 

 

建築

2,144

5,722

7,866

4,369

3,497

3.8

133

4,479

土木

3,287

2,320

5,608

3,240

2,367

1.3

31

3,270

5,431

8,043

13,474

7,609

5,864

2.8

165

7,750

 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。

2.次期繰越工事高の施工高は支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。

3.当期施工高は(当期完成工事高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致しております。

4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

b.完成工事高

期別

区分

官公庁

(百万円)

民間

(百万円)

(百万円)

第75期

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

建築工事

1,362

3,152

4,515

土木工事

2,024

1,457

3,482

3,387

4,610

7,997

第76期

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

建築工事

1,295

3,074

4,369

土木工事

2,434

806

3,240

3,729

3,880

7,609

 (注)1.完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。

第75期 請負金額1億円以上の主なもの

・ いわき市

いわき市立総合磐城共立病院 新病院建築事業

・ 福島県

ふたば未来学園寄宿舎(建築・外構)工事

・ 株式会社プロテクト

株式会社プロテクト事務所新築工事

・ 福島県

河川(交付(再復))工事(築堤護岸)

・ 矢野口自工株式会社

矢野口自工福島浜通り新工場増築工事の内第一工場棟・事務棟

 

 

第76期 請負金額1億円以上の主なもの

・ 福島県

福島県立相馬支援学校新築(建築)事業

・ 福島県

河川(交付(再復))工事(築堤護岸)

・ 株式会社髙砂鐵工所

関本第6工場新築工事

・ 福島県

道路橋りょう整備(再復)工事(トンネル)

・ 勿来IGCCパワー合同会社

勿来IGCC発電所建設工事の内諸建屋4棟及び構内整備他

新設工事

 

2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。

相手先

前事業年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当事業年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

福島県

1,842

23.0

1,996

26.2

いわき市

1,044

13.1

789

10.4

常磐共同火力株式会社

1,000

12.5

3.当連結会計年度において、常磐共同火力株式会社の完成工事高に対する割合は100分の10未満であるため、記載を省略しております。

4.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

c.次期繰越工事高(2020年3月31日現在)

区分

官公庁

(百万円)

民間

(百万円)

(百万円)

建築工事

1,360

2,136

3,497

土木工事

1,925

441

2,367

3,286

2,578

5,864

 (注)1.次期繰越工事のうち請負金額1億円以上の主なものは、次のとおりであります。

株式会社ニッチュー

株式会社ニッチューいわき工場新築工事及び工事管理業務

2020年12月25日

完成予定

楢葉町

楢葉町甘藷貯蔵施設等建築工事

2020年8月31日

完成予定

いわき市

いわき市立三和小・中学校校舎新築工事

2020年10月26日

完成予定

福島県

道路橋りょう整備(再復)工事(道路改良)

2020年12月25日

完成予定

社会福祉法人育成会

いわき育成園増改築事業

2020年11月30日

完成予定

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容

当社グループの目標とする経営指標の実績は次のとおりであります。

区分

2018年度

(百万円)

2019年度

(百万円)

増減率

(%)

売 上 高

19,030

18,014

△5.3

経常利益

1,751

1,554

△11.3

 

当社グループと関係が深い建設業界では、公共建設投資の大幅な減少、民間設備投資や住宅投資の低迷等、厳しい受注環境の中、第10次中期経営計画に基づいた経営方針のもと、経営基盤の更なる強化を図り、地域創生のために貢献すべく、総力を挙げて業務に取り組んで参りました。

この結果、当連結会計年度における売上高は、建築事業、土木緑地事業及び環境関連事業の減少により、180億14百万円(前年同期比 5.3%減)となりました。営業利益は、売上の減少により、15億40百万円(前年同期比 9.7%減)、経常利益は、15億54百万円(前年同期比 11.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券評価損30百万円、減損損失15百万円を計上したことにより、10億3百万円(前年同期比 12.3%減)となりました。

 

セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)  経営成績等の状況の概要 ①  財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

今後の見通しにつきましては、前述の「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び対応策については、前述の「2.事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当連結会計年度のキャッシュ・フロー分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)  経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工事施工及び業務遂行のための資材・外注費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。

 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

 短期運転資金は、自己資金及び最低限の金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としています。

 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は8億91百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、59億46百万円となっております。

 

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。

 なお、文中における将来に関する事項は、当報告書提出日現在において判断したものです。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に関する事項については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載しております。

 

(完成工事高及び完成工事原価の計上)

 当社グループでは、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については、工事進行基準を採用しております。工事進行基準の計算にあたっては、工事収益総額、工事原価総額及び決算日における工事進捗度について信頼性をもって見積もる必要があります。工事原価総額の見積りに際しては、工事契約の基礎となった顧客の指示に基づく基本的な仕様や作業内容を基礎として、資材単価や労務単価の市況などの外部要因に加えて、工事現場の実際の進捗状況から判断した将来の施工計画などの内部要因を整合的に修正し見積もっています。当該見積りには、将来の市況単価、工期、各現場での原価低減策の実行可能性などの仮定が含まれます。そのため、将来の不確実な市況の変動や工事現場における状況の変化によって、実際の結果が見積もった仮定から変動した場合、工事進行基準によって計上される売上高及びその利益、又は工事損失引当金の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

(繰延税金資産の回収可能性)

 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックスプランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。

 収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度及び繰戻・繰越期間における課税所得を見積もっております。課税所得は第77期(2021年3月期)の業績予想の前提となった数値を基礎に、経営環境などの外部要因に関する情報や当社グループが用いている内部の情報(予算など)と整合的に修正し見積もっています。当該見積りには、売上高に影響する市況の見込などの仮定を用いております。そのため、実際に課税所得が生じた時期及び金額が見積りと異なった場合、繰延税金資産の追加計上または取り崩しが必要となる場合があります。

 

(退職給付債務の算定)

 当社は、退職給付債務および費用について、数理計算上で設定される諸前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率および長期期待運用収益率等の仮定が含まれます。そのため、将来の不確実な経済条件の変動等により、実際の結果が前提条件と異なることとなった場合、または前提条件が変更された場合、退職給付にかかる負債および退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、本社に事業本部を置き、各事業本部は、事業内容について国内の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 したがって、当社は、事業内容を基礎としたセグメントから構成されており、「建築事業」、「土木緑地事業」、「環境関連事業」、及び「不動産事業」の4つを報告セグメントとしております。

 「建築事業」は、建築に関する事業の設計・施工、施設管理等の事業を行っております。「土木緑地事業」は、土木緑地に関する事業の設計・施工を行っております。「環境関連事業」は、環境関連に関する事業の設計・施工及び各種環境関連測定分析等の事業を行っております。「不動産事業」は、不動産の販売・仲介等の事業を行っております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

なお、当社では、事業セグメントへの資産の配分は行っておりません。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報

  前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

 

建築事業

土木緑地

事業

環境関連

事業

不動産事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

12,090,467

4,901,467

1,085,911

91,347

18,169,194

861,077

19,030,271

セグメント間の内部売上高又は振替高

25,805

152,569

25,943

204,318

64,278

268,597

12,116,273

5,054,037

1,111,854

91,347

18,373,513

925,355

19,298,868

セグメント利益又は損失(△)

1,436,453

560,879

301,576

5,199

2,293,709

58,417

2,352,127

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

47,218

24,367

41,401

112,987

2,853

115,840

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

38,157

5,946

38,837

82,941

5,500

88,441

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、警備事業を含んでおります。

 

  当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

 

建築事業

土木緑地

事業

環境関連

事業

不動産事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

11,527,334

4,480,022

910,913

114,534

17,032,804

981,500

18,014,305

セグメント間の内部売上高又は振替高

18,327

64,770

22,127

105,224

50,034

155,258

11,545,661

4,544,792

933,040

114,534

17,138,028

1,031,534

18,169,563

セグメント利益又は損失(△)

1,223,762

653,072

245,623

13,375

2,135,833

82,566

2,218,400

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

42,711

23,283

47,498

113,493

2,791

116,284

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

8,685

5,945

50,121

64,752

4,342

69,095

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、警備事業を含んでおります。

 

4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:千円)

売上高

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

18,373,513

17,138,028

「その他」の区分の売上高

925,355

1,031,534

セグメント間取引消去

△268,597

△155,258

連結財務諸表の売上高

19,030,271

18,014,305

(単位:千円)

セグメント利益又は損失

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

2,293,709

2,135,833

「その他」の区分の利益

58,417

82,566

セグメント間取引消去

△21,079

△31,445

全社費用

△624,830

△646,919

連結財務諸表の営業利益

1,706,217

1,540,035

  (単位:千円)

その他の項目

報告セグメント計

その他

調整額

連結財務諸表計上額

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

減価償却費

112,987

113,493

2,853

2,791

43,578

40,160

159,418

156,445

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

82,941

64,752

5,500

4,342

135,825

15,155

224,266

84,250

 (注)減価償却費の増加額の調整額は、各報告セグメントに帰属しない全社資産の減価償却費であります。

      有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各報告セグメントに帰属しない全社資産の設備投資額であります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

 1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

福島県

3,139,046

建築事業、土木緑地事業、環境事業

常磐共同火力株式会社

2,816,953

建築事業、土木緑地事業、環境事業

いわき市

2,038,065

建築事業、土木緑地事業、環境事業

 

当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

 1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

福島県

2,870,214

建築事業、土木緑地事業、環境事業

常磐共同火力株式会社

1,830,291

建築事業、土木緑地事業、環境事業

いわき市

1,492,949

建築事業、土木緑地事業、環境事業

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

減損損失 14,495千円

(注)1.内訳は、遊休資産14,495千円であります。

2.減損損失は、事業セグメントに配分しておりません。

 

当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

減損損失 15,337千円

(注)1.内訳は、遊休資産15,337千円であります。

2.減損損失は、事業セグメントに配分しておりません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

該当事項はありません。

 

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営方針

連結子会社を含む当社グループ共通の経営理念である『総親和、総努力により 1.顧客主義 2.品質主義 3.人間主義を基本とし、社業の発展を図り社会に貢献する。』を受け、それぞれ経営ビジョン、経営方針を定め、これらを具体化し、可能性を実現すべく企業活動を行っております。

そして、建設事業をベースに環境関連事業の確立・拡大を図り、時代の要求に迅速に対応しながら、新たな事業にも積極的に挑戦し、さらなる成長と発展を目指して邁進していく所存であります。

 

(2) 経営環境

今後のわが国経済は、当面、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、極めて厳しい状況が続くものと予測されます。

当社グループを取り巻く経営環境につきましても、建設資機材価格や労働者不足による労務費の高止まり等の影響が顕在化した状況の中、特に受注環境につきましては、景気悪化を懸念した民間建設投資意欲の低迷、中長期的にはセグメント上の主力事業である建設事業(建築・土木緑地事業)の公共投資減少等により、さらに厳しさが増すことが予測されます。

また、当社グループにおきましても、新型コロナウイルス感染予防対策を講じておりますが、今後、社員等の感染により、工事・業務の中断等を要因として、売上・利益に影響を及ぼす可能性も否定できない状況であります。

 

(3) 経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

厳しい経営環境が予測される中で当社グループは、新型コロナウイルス感染対策を状況に応じ適切に対応しながら、第10次中期経営計画の施策を着実に実行し、引き続き地域創生の担い手として携わりながら、中長期的な将来像を見据えた経営戦略を構築し、事業構造の充実と転換に取り組んで参ります。そして、いかなる環境の変化にも柔軟に対応しうる企業集団をつくりあげ、全社員が危機感を共有し、グループの総合力をもって勝ち残るために努力して参ります。

第10次中期経営計画の最終年度である今年度におきましても、中長期的な視点で、経営戦略を検証・策定し、事業の拡大と収益基盤の確立を図り、連結経営のもと、内部統制システムの充実を信頼性、遵法性の向上につなげ、経営力向上に結び付けるために努力して参ります。

特に第10次中期経営計画の重点項目である

1.建設事業の(建築・施設・土木・緑地部門)の体制強化

2.環境事業の維持・拡大

3.営業機能の強化

4.管理機能の強化

  を受けて今年度の経営方針として

1.売り上げ・収益を確保するため、基盤事業としての建設事業の強化と、環境事業の維持・拡大を図る。

2.営業体制を整備・補強し、既存顧客を受注の基軸として、エリア戦略を構築し、総合力を生かした営業機能の強化を図る。

3.安全最優先で、年度内無事故・無災害を達成する。

4.働き方改革を推進するために、4週6休を必ず実行する。

5.社員への健康保持・増進活動を通じて、健康経営の推進を図る。

6.内部統制システムの充実と強化を図る。

を掲げました。

建設事業と環境事業を主体とする当社グループは、地球環境への配慮をしながら、業をもって社会(顧客)に貢献すべく、おのおのが使命感と責任感をもって業務に邁進して参ります。

 

(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは成長性を確保する観点から「売上高」の確保を重視しております。また、成長を維持していくために「経常利益」を重要な指標として位置付け、営業基盤の拡大による企業価値の継続的拡大を目指しております。

 

2【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 なお、以下の項目には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)  新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症に対して、当社グループでは、社員の安全と健康を最優先に考え、感染を防ぐために行政機関等の指針に基づいた予防対策を現在も講じておりますが、今後、万が一、社員等の感染や感染影響による取引先からの資機材調達の遅延等が発生し、工事・業務の中断等が長期化した場合は、経営成績に影響を与える可能性も生じるものと思われます。

 

(2)  特有な経営方針について

 当社グループは、「変化する時代・社会の中にあっても、常に顧客から選択してもらえる企業を目指し、安定した収益基盤を築くことにより、社会(顧客)・株主・社員の期待に応える」ことを経営の基本的考え方としております。

特にこの間、発生した東日本大震災による地震・津波そして「原子力災害」の複合災害から、地域の再生・復

興に貢献すべく、生活環境基盤・産業インフラ整備・除染等放射線関連・防災事業に積極的に取り組んで参りました。いわき地区では、復旧・復興需要による公共投資は終息しておりますが、依然として技術職員や労務不足及び資機材の高騰などは続くと思われます。安全・品質・工程・コストなど施工管理面での建設業特有の潜在的リスクや復旧・復興後の受注・売上確保の展望が確立できない場合の中長期的な経営基盤の不安定リスクも潜在するものと思われます。

 当社グループでは、第10次中期経営計画ならびに年度方針の施策に基づいた各事業部門の課題目標を四半期ごとに進捗管理することにより、リスクの最小化に努めております。

 

(3)  財政状態について

経営環境を含めた当社グループが係わる市場の急激な変動はもちろんのこと、当社グループは主たる事業である建設事業を取り巻く環境を前提とした財務計画を立てております。

公共事業においては工事発注の平準化の施策が推進されておりますが、依然として工事量は年間を通して最大月と最小月での差があり、建設業の年間売上動向として第3四半期及び第4四半期、特に第4四半期に集中する傾向にあり財政状態に偏重が生じることが実態であります。

また、完成工事物件の欠陥・瑕疵等による補償問題や災害の発生など予想を超える事態が生じた場合、更には、販売用不動産の地価下落や投資有価証券の株価下落により、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)  特定の取引先・技術等について

当社グループの建設事業において、これまで国土交通省・福島県・いわき市などからの公共工事受注が、当社安定経営の基盤になって参りましたが、将来の受注状況、公共工事の発注状況によっては、経営成績に影響を及ぼすものと思われます。更には、協力会社(下請)等の建設従事者の高齢化が進む中、若手従事者の確保が課題となっております。当社グループでは、第10次中期経営計画ならびに年度方針の施策に基づいた各事業部門の課題目標を四半期ごとに進捗管理することにより、リスクの最小化に努めております。

また、当社が保有する独自の水処理技術(ACA法)については、これまで多くの施工実績を積んでおりますが、処理対象排水によりその効果の範囲が限定される場合があります。当社は、処理対象物件の特性を十分配慮して対応しておりますが、万が一、顧客の品質保証基準が確保できなければ、引渡し等が滞り経営成績に影響を与える可能性も生じるものと思われます。

 

 

(5)  特有の取引慣行などについて

公共建設工事等については、前払金の制度を含め工事などの進捗に応じた契約金の決済が実施されておりますが、民間建設工事等は、竣工一括支払かつ長期に亘る約束手形での決済が行われる場合があることから、契約相手先に対する債権回収不能のリスクが増大する場合もあり、万が一、多額の債権が回収不能となった場合は、経営成績に影響を与える可能性も生じるものと思われます。

当社グループでは、顧客の与信管理を徹底し、リスクの最小化に努めております。

 

(6)  特有の法的規制などについて

当社グループの事業において、建設工事の受発注では公正な取引に関する法令として独占禁止法、建設業法、ほか労働基準法、労働安全衛生法等の法令があり、各事業においても、各々の業法に基づき法令順守が強く求められております。法令違反行為等により監督官庁からの行政処分の内容によっては、業務停止命令や社会的信用の失墜により、事業活動が制限され、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループにおいては、各業界団体に加入し、必要な情報収集を適時適切に行い、コンプライアンスに関する社員教育を実施しながら、内部統制システムの充実を図っております。

 

(7)  災害発生等のリスク

当社グループは、各社において防災対策を行っており、東日本大震災発生時にも、風評被害によるガソリン・

資材の不足等はあったものの、いち早く事業を再開することが出来ました。しかし、原発事故を含む予想を超える大規模な災害が発生した場合には、工事の中断や手直しの発生、顧客の減少、設備投資手控えによる受注減少、社有地崩落等による損害賠償請求を受ける可能性等、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性が生じるものと思われます。

 

(8)  その他の投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項

当社グループは、安全は全てに優先するとの考え方のもと、労働安全衛生マネジメントシステムを構築・実行して無事故無災害の達成を目指しておりますが、万が一、建設工事等で人身・物損事故等が発生した場合は、公共工事の入札参加停止等の行政処分等により受注機会の損失が発生したり、損害賠償請求訴訟を提起される等経営に影響を及ぼす可能性があります。また、工事施工にあたっては、下請協力会社の経営の健全性や技術等の信用力・施工能力によって工事成績、ひいては、経営成績に影響を及ぼす可能性も予想されます。

採用・人材関係については、過去の採用抑制が経営及び業務執行体制に徐々にその影響を及ぼし始めており、会社の永続性を勘案し、現在、新卒・中途採用活動の強化・準社員の正社員登用・定年退職者の再雇用等、積極的に人材確保に取り組んでいる状況であります。

なお、現時点では重要な訴訟案件はありませんが、今後、当社が展開する事業において想定外の重大な訴訟が提起された場合は、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【沿革】

年月

事項

1960年10月

土木、建築、工作の設計、施工を行う総合建設業を目的として、東京都中央区銀座に常磐開発㈱(資本金50,000千円)を設立

東京営業所を本社内に設置

常磐営業所を福島県いわき市に設置

建設業の建設大臣登録

1960年11月

一級建築士事務所の福島県知事登録

1962年11月

宅地建物取引業の東京都知事免許取得

1963年1月

茨城営業所を茨城県北茨城市に設置

1964年7月

下船尾鉄工場を福島県いわき市に設置

1970年12月

仙台営業所を宮城県仙台市に設置

1971年1月

測量業の建設大臣(現 国土交通大臣)登録

1973年6月

建設業法の改正に伴う建設業の建設大臣(現 国土交通大臣)許可

1974年7月

常磐営業所を支店に昇格

1976年2月

管工事部門を分離(東北設備㈱を設立)

1977年7月

地質部門を分離(地質基礎工業㈱を設立)

1978年4月

木工部門を分離(いわき建築サービス㈱を設立 その後1984年4月に、1972年2月に設立した常磐工事㈱と合併)

1981年2月

原町営業所を福島県原町市に設置

1983年4月

鉄工部門を分離(常磐鉄工㈱を設立)

1984年1月

本社を福島県いわき市常磐湯本町辰ノ口に移転(本社移転に伴い常磐支店廃止)

1984年3月

宅地建物取引業の福島県知事免許取得

1985年6月

茨城営業所を支店に昇格

1989年1月

自社産業廃棄物処理場をいわき市常磐上湯長谷町に設置

1991年9月

㈱福島環境整備センターを吸収合併、同時に会津営業所(福島県会津若松市)、東京営業所(東京都中央区)、福島営業所(福島県福島市)を継承、また1989年6月に設立した㈱リアルタイムを子会社として継承、さらに各種試験・測定・分析事業の福島県知事登録他を継承

1994年3月

水戸営業所を茨城支店の水戸担当として統合・廃止

1995年8月

日本証券業協会に株式を店頭公開

1997年6月

原町営業所を相双営業所に名称変更

1997年10月

常磐鉄工㈱を清算

1998年4月

県南営業所を福島県須賀川市に、高萩営業所を茨城県高萩市に設置

2000年4月

仙台営業所、東京営業所をそれぞれ支店に昇格

郡山営業所を福島県郡山市に設置し、福島営業所を廃止

2001年3月

会津営業所を廃止

2002年3月

県南営業所を郡山営業所に統合、相双営業所の移転(福島県双葉郡大熊町)

仙台支店、高萩営業所、機材センターを廃止

2002年4月

住宅部門を分離(㈱ジェイ・ケイ・ハウス設立)

2002年6月

常磐工事㈱、東北設備㈱を清算

2002年9月

超微量化学物質分析センターを設置

 

 

年月

事項

2004年1月

地質基礎工業㈱、常興電機㈱の株式の追加取得による子会社化

2004年4月

つくば営業所を茨城県つくば市に設置

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年2月

㈱茨城サービスエンジニアリングの株式の追加取得による子会社化

2006年4月

つくば営業所を北関東営業所に名称変更

2007年3月

㈱常磐エンジニアリングの株式の取得による子会社化

2008年3月

藤越メンテナンス㈱の事業の全部譲受

2008年4月

㈱テクノ・クレストを孫会社化(地質基礎工業㈱が株式取得による子会社化)

2009年1月

相双営業所を廃止

2009年4月

北関東営業所を支店に昇格

茨城支店を営業所に変更

2010年4月

 

2011年4月

2012年4月

 

 

2013年7月

 

2014年3月

2015年4月

北関東支店を廃止

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

郡山営業所を廃止

子会社の常興電機㈱が㈱リアルタイム、㈱ジェイ・ケイ・ハウスを吸収合併し、㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムに会社名変更

子会社の地質基礎工業㈱が㈱テクノ・クレストを吸収合併

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

自社産業廃棄物処理場を廃止

双葉営業所を設置

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2020年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

8

9

39

23

467

546

所有株式数

(単元)

1,682

101

1,841

2,013

2,201

7,838

1,200

所有株式数の割合(%)

21.46

1.29

23.49

25.68

28.08

100

 (注)1.上記「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が3単元含まれております。

    2.自己株式1,034株は、「個人その他」に10単元及び「単元未満株式の状況」に34株を含めて記載しております。

 

3【配当政策】

当社は、株主への利益還元を経営の最重要政策のひとつと認識しており、経営資源の効率的運用と経営基盤強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主に安定した利益配当を維持し、業績に応じた利益還元を行なうことを基本方針としております。
 当社は、期末配当の年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針とし、剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については、当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として行うことができる旨を定款に定めております。
 当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき、これまでの株主の皆様のご支援にお応えするため、1株につき280円(うち、普通配当250円・特別配当30円)の利益配当を実施することを決定いたしました。
 内部留保資金につきましては、今後、より熾烈化する競争に対処し、業績の向上に資するべく、顧客ニーズに応えうる企業体質の強化を図るために有効投資してまいりたいと考えております。
 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、2020年6月23日の定時株主総会決議により、1株当たり配当額280円、配当金の総額219百万円となりました。

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性 11名 女性 -名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

代表取締役

会      長

佐川 藤介

1947年10月26日

 

1970年4月

当社 入社

1992年4月

当社 建設本部建築部長

1996年6月

当社 取締役営業本部副本部長

1997年6月

当社 取締役営業本部長

2002年6月

当社 取締役建設本部長

2003年4月

当社 常務取締役建設本部長

2006年4月

当社 専務取締役

2007年6月

2016年6月

当社 代表取締役社長

当社 代表取締役会長(現任)

 

(注)3

4.5

代表取締役

社      長

髙木 純一

1957年1月25日

 

1981年4月

当社 入社

1997年6月

当社 営業本部営業部相双営業所長

2005年4月

当社 営業本部営業企画部長

2008年4月

当社 営業本部長

2008年6月

当社 取締役営業本部長

2014年6月

当社 常務取締役営業本部長

2015年6月

当社 常務取締役営業本部・管理本部管掌

2016年6月

当社 代表取締役社長(現任)

 

(注)3

2.1

常務取締役

薄井 岩夫

1955年2月4日

 

1973年4月

当社 入社

1999年4月

当社 建設本部建築部工事長

2002年4月

当社 建設本部建築部長

2008年4月

当社 建築本部長

2008年6月

当社 取締役建築本部長

2014年6月

当社 常務取締役建築本部長

2015年6月

当社 常務取締役建築本部・土木緑地本部・環境本部管掌

2016年6月

当社 常務取締役(現任)

 

(注)3

1.6

取締役

土木緑地本部長

鈴木 雄二

1957年11月17日

 

1981年4月

当社 入社

2004年4月

当社 建設本部土木部工事長

2008年4月

当社 土木緑地本部土木部長

2014年4月

当社 土木緑地本部副本部長兼土木部長

2015年6月

当社 取締役土木緑地本部長兼営業部長

2017年4月

当社 取締役土木緑地本部長(現任)

 

(注)3

0.5

取締役

環境本部長

福田 政彦

1962年8月15日

 

1986年4月

㈱福島環境整備センター(現 常磐開発㈱)入社

2010年4月

当社 環境本部対策部長兼ISO推進室長

2016年4月

当社 環境本部対策部長

2017年6月

当社 取締役環境本部長兼対策部長

2018年4月

当社 取締役環境本部長(現任)

 

(注)3

0.3

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役

営業本部長

安斎 仁一

1961年2月15日

 

1984年4月

当社 入社

2009年4月

当社 営業本部営業企画部長

2017年4月

当社 営業本部副本部長兼営業二部長

2018年4月

当社 営業本部副本部長

2018年6月

2019年6月

当社 取締役営業本部副本部長

当社 取締役営業本部長(現任)

 

(注)3

0.4

取締役

建築本部長

湯澤 広幸

1963年12月2日

 

1987年4月

㈱福島環境整備センター(現 常磐開発㈱)入社

2012年4月

当社 建築本部建築部工事長

2015年4月

当社 建築本部建築部長

2018年4月

当社 建築本部副本部長

2018年6月

当社 取締役建築本部長(現任)

 

(注)3

0.4

取締役

管理本部長

兼総務部長

篠原 浩

1965年7月29日

 

1989年4月

当社 入社

2005年4月

当社 営業本部事務管理課長

2011年4月

当社 管理本部総務部人事課長

2012年4月

当社 管理本部総務部次長

2013年4月

当社 管理本部総務部長

2019年6月

当社 取締役管理本部長兼総務部長(現任)

 

(注)3

0.1

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役

(監査等委員)

鈴木 和好

1956年9月12日

 

1981年4月

常磐興産㈱入社

1996年3月

同社 ハワイアンズ支配人

1998年10月

同社 ハワイアンズ管理部長

2002年7月

同社 内部監査室長

2003年6月

常磐プラスチック工業㈱他、常磐興産グループ数社監査役

2006年9月

㈱常磐製作所取締役業務部長

2008年6月

常磐興産㈱監査役室付

当社 社外監査役

2009年6月

常磐興産㈱監査役

2015年6月

同社 取締役(監査等委員)

当社 社外取締役(監査等委員)

(現任)

 

(注)4

取締役

(監査等委員)

金子 重人

1952年1月10日

 

1975年9月

監査法人太田哲三事務所(現 EY新日本有限責任監査法人)入所

1980年4月

公認会計士登録

1988年10月

金子会計事務所開設(現任)

1988年12月

税理士登録

2005年11月

養和監査法人 代表社員(現任)

2013年6月

常磐興産㈱社外監査役

2015年6月

同社 社外取締役(監査等委員)

(現任)

2017年6月

当社 社外取締役(監査等委員)(現任)

 

(注)4

取締役

(監査等委員)

渡邉 英樹

1959年2月22日

 

1983年4月

常磐興産㈱ 入社

1994年5月

同社 燃料商事本部シドニー事務所長代理

1998年4月

同社 燃料商事本部石油部課長

2004年8月

同社 燃料商事本部いわき支店長

2007年6月

同社 燃料商事本部石炭グループマネージャー

2010年7月

同社 燃料商事本部石油グループマネージャー

2011年4月

同社 執行役員燃料商事本部副本部長

2014年1月

同社 執行役員燃料商事本部副本部長兼石炭部マネージャー

2015年6月

常磐港運㈱常務取締役

2016年6月

同社 代表取締役社長(現任)

2019年6月

当社 社外取締役(監査等委員)(現任)

 

(注)4

9.8

 (注)1.当社は2015年6月24日開催の定時株主総会において、新たに導入された監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。

    2.取締役(監査等委員) 鈴木和好・金子重人・渡邉英樹の3氏は、社外取締役であります。

    3.2020年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

    4.2019年6月21日開催の定時株主総会の終結の時から2年間

 

 

② 社外役員の状況

 当社の社外取締役(監査等委員)は3名であります。

 人的関係として、社外取締役(監査等委員)鈴木和好氏は主要株主である常磐興産㈱に2019年6月まで所属しておりました。また、社外取締役(監査等委員)金子重人氏は同社の社外取締役監査等委員を、社外取締役(監査等委員)渡邉英樹氏は同社の子会社である常磐港運㈱の代表取締役をそれぞれ兼務しております。当社は常磐興産㈱との間に建設工事に係る受発注等の取引関係、常磐港運㈱との間に車両の購入・整備等に係る取引関係がありますが、それらの取引につきましては、市場価格等を勘案して他の取引先と同様に経済合理性に照らした上、公正かつ適正に行っております。

 選任状況については、鈴木和好氏は常磐興産㈱の内部監査部門や同社グループ会社の監査役としての経験、金子重人氏は公認会計士及び税理士としての高い専門知識や豊富な経験、渡邉英樹氏は会社経営における豊富な経験・実績と幅広い見識が、当社取締役会の監督体制の強化につながると考えたため提案し、選任されました。3氏は、独立した公正的見地から取締役会に対する牽制機能を果たすため、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っております。

 また、鈴木和好氏、金子重人氏は、独立した立場から監督が可能であり、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断できるため、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。

 当社は、社外取締役を選任するための独立性に関する基準及び方針を明確に定めたものはありませんが、選任の際には、東京証券取引所が開示を求める独立役員の独立性に関する基準等を参考に、企業経営における専門的な知見を有し、一般株主と利益相反の生じるおそれがないことを前提に選任しております。

 

③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 監査等委員と内部監査部門の連携状況については、内部監査室が監査計画を監査等委員に報告及び協議し、その監査結果の情報交換等により、また、監査等委員会は内部監査室から監査結果等について報告を受けるにあたり、必要に応じて内部監査室に調査を求め、具体的指示をすることができるなど連携して監査の有効性を高めております。また、これら内部監査・監査等委員監査・会計監査と内部統制部門との関係については、内部監査・監査等委員監査においては、内部監査室長及び各監査等委員が内部統制システムの構築・維持・向上を目的とした内部統制委員会のメンバーになっており、必要に応じて管理本部等の内部統制部門から内部統制システムの整備・運用状況等について報告を受けるなど連携を図っているほか、委員会に出席して質疑応答が行われております。会計監査においても、会計監査人は、年7回、監査等委員に対して行われる監査報告会に出席し、質疑応答が行われており、また、必要に応じて管理本部等の内部統制部門から内部統制システムの整備・運用状況等について報告を受けるなど連携を図っております。

 

(賃貸等不動産関係)

当社及び一部の連結子会社では、福島県及び茨城県において、賃貸用の土地及び建物を有しております。

前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は12,679千円(賃貸収益は売上高、営業外収益に、主な賃貸費用は売上原価及び一般管理費に計上)、減損損失は14,495千円(特別損失)であります。

当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は12,937千円(賃貸収益は売上高、営業外収益に、主な賃貸費用は売上原価及び一般管理費に計上)、減損損失は15,337千円(特別損失)であります。

また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当連結会計年度増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

連結貸借対照表計上額

 

 

 

期首残高

620,613

580,800

 

期中増減額

△39,813

△19,542

 

期末残高

580,800

561,258

期末時価

725,034

688,607

 (注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は保有目的の変更に伴う賃貸不動産の減少額は、減損損失14,495千円、減価償却費5,104千円、売却13,358千円、除却6,854千円であります。当連結会計年度増減額の減少額は減損損失15,337千円、減価償却費4,204千円であります。

3.期末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)であります。

 

4【関係会社の状況】

(1)連結子会社

会社名

住所

資本金

(百万円)

事業の内容

議決権に対する

所有割合(%)

㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム

福島県いわき市常磐水野谷町亀ノ尾171番地

30

電気設備工事関連事業

警備保障事業

住宅関連事業

98.00

㈱地質基礎

福島県いわき市常磐水野谷町亀ノ尾171番地

33

地質調査関連事業

98.48

㈱茨城サービスエンジニアリング

茨城県北茨城市中郷町日棚783番地の16

20

電気通信工事関連事業

98.00

㈱常磐エンジニアリング

福島県いわき市内郷白水町浜井場1番地

100

機械器具設置工事関連事業

98.00

 (注)1.上記子会社は特定子会社ではありません。

2.上記子会社は有価証券届出書、または有価証券報告書を提出してはおりません。

3.㈱ジェイ・ケイ・リアルタイム、㈱茨城サービスエンジニアリング及び㈱常磐エンジニアリングについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 

   主要な損益情報等

 

ジェイ・ケイ・リアルタイム

茨城サービスエンジニアリング

㈱常磐エンジニアリング

(1) 売上高

3,321百万円

2,414百万円

2,218百万円

(2) 経常利益

113百万円

240百万円

366百万円

(3) 当期純利益

 79百万円

145百万円

244百万円

(4) 純資産額

1,098百万円

524百万円

916百万円

(5) 総資産額

2,105百万円

1,252百万円

2,343百万円

 

 関係内容

① 役員の兼任

当社の役員2人が㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムの役員を兼任しております。

当社の役員2人が㈱地質基礎の役員を兼任しております。

当社の役員2人が㈱茨城サービスエンジニアリングの役員を兼任しております。

 当社の役員2人が㈱常磐エンジニアリングの役員を兼任しております。

② 営業上の取引

当社は㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムへ建設工事の一部を発注し、不動産販売に関する仲介業務及び本社等の施設警備業務を委託しております。また、当社は㈱ジェイ・ケイ・リアルタイムが発注する施設維持管理及び分析試験等を請負っております。

当社は㈱地質基礎へ建設工事の一部を発注しており、当社は㈱地質基礎が発注する分析試験等を請負っております。

当社は㈱茨城サービスエンジニアリングへ建設工事の一部を発注しており、当社は㈱茨城サービスエンジニアリングが発注する建設工事の一部を請負っております。

当社は㈱常磐エンジニアリングへ建設工事の一部を発注しており、当社は㈱常磐エンジニアリングが発注する建設工事の一部を請負っております。

 

(2)その他の関係会社

該当事項はありません。

【完成工事原価報告書】

 

 

前事業年度

(2018年4月1日から

2019年3月31日まで)

当事業年度

(2019年4月1日から

2020年3月31日まで)

区分

注記番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 材料費

 

910,258

12.8

943,825

14.1

Ⅱ 労務費

 

6,298

0.1

8,624

0.1

Ⅲ 外注費

 

5,410,942

76.2

4,961,983

74.4

Ⅳ 経費

 

771,386

10.9

759,411

11.4

(うち人件費)

 

(600,281)

(8.5)

(603,188)

(9.0)

 

7,098,885

100.0

6,673,844

100.0

 (注) 原価計算の方法は個別原価計算であります。

【環境事業売上原価報告書】

 

 

前事業年度

(2018年4月1日から

2019年3月31日まで)

当事業年度

(2019年4月1日から

2020年3月31日まで)

区分

注記番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 材料費

 

85,134

6.3

88,723

7.6

Ⅱ 労務費

 

68

0.0

Ⅲ 外注費

 

699,668

51.6

509,002

43.4

Ⅳ 経費

 

570,153

42.1

575,190

49.0

(うち人件費)

 

(430,012)

(31.7)

(430,809)

(36.7)

 

1,354,956

100.0

1,172,985

100.0

 (注) 原価計算の方法は個別原価計算であります。

【その他売上原価報告書】

 

 

前事業年度

(2018年4月1日から

2019年3月31日まで)

当事業年度

(2019年4月1日から

2020年3月31日まで)

区分

注記番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 土地代

 

7,849

2.5

6,258

2.4

Ⅱ 材料費

 

48,998

15.6

33,153

12.8

Ⅲ 労務費

 

214

0.0

238

0.1

Ⅳ 外注費

 

142,056

45.3

161,539

62.2

Ⅴ 経費

 

114,779

36.6

58,645

22.6

(うち人件費)

 

(83,505)

(26.6)

(49,018)

(18.8)

 

313,897

100.0

259,834

100.0

 (注) 原価計算の方法は個別原価計算であります。

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

  至 2019年3月31日)

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

  至 2020年3月31日)

役員報酬

321,899千円

364,458千円

従業員給料手当

447,238

441,658

賞与引当金繰入額

134,067

112,775

退職給付費用

8,953

23,440

1【設備投資等の概要】

当社グループでは、当連結会計年度において、84,250千円の設備投資を実施いたしました。

その主なものは、環境関連事業の測定分析装置等の設備投資を実施しております。

「第3 設備の状況」における各事項の記載については、消費税等抜きの金額で表示しております。

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

854,000

719,700

1.2

1年以内に返済予定の長期借入金

132,396

77,779

1.1

1年以内に返済予定のリース債務

14,173

10,300

3.1

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

171,809

94,030

1.0

2021年~2024年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

73,250

66,929

3.1

2021年~2027年

合計

1,245,629

968,739

 (注)1.平均利率を算定する際の利率及び残高は期末のものを使用しております。

2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

45,832

21,432

21,432

5,334

リース債務

10,308

10,611

10,482

7,300

【社債明細表】

 該当事項はありません。

株価(1年)
期間を変更
PER(1年/会予)
期間を変更

その他企業情報

企業価値-1,355 百万円
純有利子負債-5,902 百万円
EBITDA・会予1,356 百万円
株数(自己株控除後)783,966 株
設備投資額84 百万円
減価償却費156 百万円
のれん償却費N/A
研究開発費N/A
代表者代表取締役社長  髙木 純一
資本金583 百万円
住所福島県いわき市常磐湯本町辰ノ口1番地
会社HPhttp://www.jobankaihatsu.co.jp/

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